モノづくりから街の活性化へ
靴・ものづくり
懇談会とは?
浅草民商が、靴づくりをめざす若者たちの意見をきき、交流・支援するためによびかけた懇談会です。
浅草民商は
靴づくりの高い技術・経験をもつ会員がおり、業界・行政への働きかけを含めて、若者の希望の実現のための協力・支援とその過程での街の活性化に全力で取り組んでいます。
「若者を育てないと靴業界の発展はない」全中連 業界懇談会で野佐藤正男民商副会長の報告
参加者の声  第2回靴・ものづくり懇談会 
     
-こんな(展望のあるいい)業界はないよ-
 
「4年間(この業界に)たずさわってきたが、先輩職人と若手とのカベ、自分たちの方で作っているカベかもしれないけれが、崩そうとしてこなかった。それを知った諸先輩が、こういう会を催してくれた。多いに利用したい。 〈クラフト・バッグ)男性

「自宅兼工房で靴を作っています。今日の懇談会には紹介できました。靴を作るときにいろいろ相談したいことあっても、ネットワークが見えなくてつらいなと思っていました。そういうネットワークを作りたいと思って参加しました。自分で発信して新しいものを作るとき、(相談するところが無いと)諦めることが多いが、こういう集まりで交流ができるのは本当にいいと思います。〈靴製造・女性)

「小さいながらメーカーをやっている。私のところへ来てもらえれば、若者の希望が見えてくると思う。1年前までは『この業界はよくないよ』といってきたが、いまはこんな〈展望のあるいい)業界はないよ』といっている。こういう集まりができる事は、相当なパワーがあるんだと思う。5年後、10援護もっとよくなると思う』 〈靴製造・男性)

「靴づくりに6年間たずさわったあと青年海外協力隊でエチオピアに1年。靴づくりに戻りたかったが、クラフト社にはいった。何らかのかたちで、靴づくりに協力できると思うので、一緒に〈この懇談会の活動を)進めていきたい。) (女性)

「見習い中です。僕には希望しかありません。自分で工房をやれるようになる。そういう先〈将来)しか考えていません。  (男性)

関係者の声から
  
-こんなに多くの若者が参加している地場産業はみたことがない-

中央大学の八幡一秀教授
全国的にを研究しているが、こんなに多くの若者が〈積極的に)参加している地場産業はみたことがない。ゼミの学生の協力を得て、台東区の靴産業の調査に入りたい」

職業訓練校台東分校の先生
「〈訓練校に通ってくる)若い子に、現在の靴産業で頑張る先輩の現状を伝えたい、そんな思いで今日は参加しました。

杉山光男 台東区議会議員 (日本共産党)
行政も区議会もあなたがた若い力に注目、期待しています。さらに交流の輪を広げ、行政へも具体的な要求を出していくなど活発な活動を期待します。私ども地場産業の振興のため常に先頭に立ってきた者として今後もみなさんとともに協力して歩んでいきたいと思います。