2011年 09月 01号     last update  09/01/2011
   
 
 
L110901.JPG - 17,058BYTES

私は「いろは会」商店街(近辺)でずっと商売をしています。
(現在は日本堤1-13-4)平成元年頃は賑やかでしたが、今では『シャッター通り』のようになってしまい、アーケードの中は、ホームレスのベッドルームと化した感さえあります。

 今年7月、同業の弁当屋と惣菜・弁当屋が2店も近所に出店しました。それも『200円弁当』や『ご飯大盛りサービス』など低価格を売りにしたお店です。

最近、私の店の常連さん、が新しい弁当屋で弁当買うのを見かけ、・・・ショックでした。でも、そのお客もまた私のところに戻ってきてくれました。やっぱり『きみちゃん』の弁当がいいといってくれました。
 「だって、ご飯がおいしい。おかずも油で揚げたしつこいものが中心じゃなくてヘルシーだし、うす味だけど、しっかり味がついていておいしいもの」
お客さんは、食べ比べてみて私の店の味を支持してくれたのです。

 近くの会社で働いている3人組の女の子がいます。その中の一人が8月いっぱいで退職するのでと、お店で写真を撮りました。「また、おいしいお弁当買いに来ます」といってくれました。

『財布と身体にやさしいー素材そのものを生かしたおいしいお惣菜と弁当を提供したい』という初心に帰り、、新しい店に負けないよう、日々頑張っています。

L110902.JPG - 16,142BYTES


■7月  17日に埼玉県の騎西高校に避難されている福島の方たち900人余にかき氷を配りにいってきました。当日は30度を超える猛暑で1000杯のかき氷が5時間でなくなりました。

避難所生活で疲れきっているのに温かく迎えてくれました。喜んでいただけたようで、子供達や皆さんの笑顔にむしろこちらが何か力をもらえたように感じました。この企画は埼玉土建のおさそいでした。

■8月 5日〜8日、出店を予定していた、『モノマルシェインアキオカアーチサン』に主催者および施設主との連絡不備のため、デモ出店・およびボランティア参加になってしまいました。どうせ用意していたのだからと、かき氷を他の出店者のみなさんにサービスしました。
 すると出店者の皆さんは、「たいへんおいしかった。元気が出た」といって、「気持ちだけですが」とカンパを計7427円寄せてくれました。私は、その方たちに「どうせ赤字ですし、このお金は、震災被災者の方々への募金に回したい」と話したところ、快く賛同していただきました。

■震災が起きた直後、「何かしなくては‥」と募金活動に取り組みました。
その後『自粛』の影響でお得意さんのスナックや居酒屋さんが大打撃を受け、廃業のやむなきにいたったお店もでました。私の営業の見通しも暗くなり、悩む日々が続きました。暑くなると一転忙しくなり、「何かしなければ‥」という思いはあっても、取り組む余裕もなくなってしまいました。

■地震と原発被害のダブル被災をされた方々の深刻な苦難は、まだまだ続いています。
「一人の業者として、 何かしたい、何ができるか」と考えている多くの浅草の業者の仲間の皆さんとともに、知恵と力を出し合ってできる業者としての支援と連帯の取り組みを今後も続けていきたいとおもいます。

9月11日 
「街起こし商売発見ツア」ーへ。
 
 詳細は 8月01号
    申し込みはメールか電話で

 

 

 

 

 

おいしいお弁当ください
「おいいしいお弁当ください」
お客さんとのふれあいを大切に

 

 

 

 

 

11080702.JPG - 16,006BYTES   
汗だくでかき氷をサービス