2011年 02月 02号     last update 11.2.17
   
 
 
画像:学びあって自主計算
2月16日の橋場・清川地域を皮切りに次々に自主計算・自主申告を中心テーマに「斑会・相談会」が開催されています。(詳細な日程はこちらに)

消費税増税・国税通則法改悪の狙いを学習し、全商連の「自主計算パンフレット」を中心に、自主計算していくうえでの注意点を学びあっていきます。

「仕事が激減して実質的に赤字なのに、消費税が大きくのしかかってる。下請け同士の競争も激しく、消費税分の転嫁が昨年より難しくなってる」「昨年税務調査を受けたが、民商の仲間の助けもあって、横暴な調査を少しは是正できたが、国税通則法が改悪されたら、『何度でも税務調査ができる』って、調査の見落としあったとしたら、税務署員のミスだろ。納税者の責任にするつもりか」など話がはずみます。

「生命保険料控除の計算は?」「これは、消耗品費、それとも雑費?」など隣の席同士で教えあい、「自分一人では自身がないこともその場で聞けていいね」と申告用紙に記入していきます。

経営を見直す決め手にもなる自主計算を進めながら、アンケート・署名を集める話も広がっていきます。

画像:浅草税務署への申し入れ

3・13重税反対!台東区実行委員会の浅草民商、台東民商、東京土建台東支部の代表は14日には都税事務所、15日には台東区役所・東京上野税務署及び浅草税務署に重税反対と税務行政の民主化を求めて要請行動を行いました。
 中小業者や納税者国民の多くは、「依然とした経済環境の悪化の中で深刻な事態」に見舞われていることを具体例を挙げながら説明し、行政側の行過ぎた「取りたて」や「差押さえ」などの無いよう申し入れました。

都税事務所では、この1年間で「滞納処分の停止」(滞納した税金を納めなくともよくなる事)を行なったところが500件以上あり、金額にして5000万円以上あることを明らかにしました。また、「相談してもらえれば、いきなり差し押さえるなどはありえません。」など、納税者の実情に配慮することを約束しました。

画像:仕事起こしアンケート」にご協力を
浅草・台東民商で立上げた「仕事起こし協議会」は、
1 民商会員をはじめ中小業者の商売を応援し、売り上げ向上をアシストする
2 起業者を応援し、青年事業者とともに街の活性化をめざす
3 共同事業をすすめる会員、中小業者を支援するという方向で、民商が、台東区内の中小業者の経営と暮らしを守るセンターとしての役割を現実に果たせるようにすることをめざしています。

「起業塾」「料飲オリエンテーリング」「一坪市」などの企画を検討中ですが、この運動を民商全体で取り組むために、皆さんにアンケートへのご協力をお願いしています。(こちらのフォームからどうぞ)

12.21 仕事起こし協議会
画像:合羽橋での宣伝行動
2月12日 東婦協の合羽橋での宣伝行動
画像:仕事起こし協議会
2月14日仕事起こし協議会