2010年 3月 02号     last update 10.3.18
   
80万円が返済猶予に
浅草南部で貸間業を営むKさんは、この不景気で空き室が増加し、大きな減収のため公的融資の返済も厳しくなっていました。

商工新聞の記事、昨年11月の「中小企業金融円滑化法案」、今年2月の「景気対応融資」を読んで浅草民商とともに、信用金庫と交渉を続けました。当初信金側は、「政府の制度を活用するに当たり、その活用後の返済が知りたい」と慎重な姿勢でした。
Kさんは、民商と相談しながら、自らの事業の実態を見つめ直し、事業の収支計算(3ヶ月分)の試算表を作成しながら2回、3回と粘り強く交渉を続けました。
3月11日の交渉では、「事業改善の対策を4点について文書で作成することを条件に、『返済猶予』を4月から実施しましょう」との確約を得ることが出来ました。

Kさんは、「商工新聞を読んで、民商といっしょに粘り強く交渉してよかった。約80万円の毎月の繰り延べができる。一息つけるよ、本当に助かった。」と語っています。
「伝統の浅草・新しい浅草」を象徴する
   新入会者次々に 浅草民商
浅草民商では、この春の運動で4名の新入会者(3月15日現在)を迎えています。

その中には、脱サラして念願のインド料理店を開業したSさん。雷門で人力車店を営むTさん。(この2人は、インターネット検索で民商と出会いました)業界・行政・マスコミも注目する「靴の共同作業所」を契機とする若い靴づくりの仲間のMさんもいます。

それぞれの方が経営・記帳・金融の切実な要求をかかえて民商と出会いました。民商とともに営業と暮らしを守るとともに「浅草の明日を開く力」をさらに大きく広げていこうと話し合っています。

また、春の運動では、商工新聞読者7名が増え、中小業者の緊急要求署名152名分があつまりました。

3・13 重税反対統一行動
 台東区民集会 100名が参加

3月12日、松葉公園で開かれた、3・13 重税反対統一行動台東区民集会には、約100名が参加し、浅草・上野税務署まで「消費税増税を許すな!」とデモ行進しました。行進を見守っていた主婦は、「税金・消費税問題に興味がある」と配付されたビラを熱心に読んでいました。

浅草税務署の決起集会には、120名の業者・家内労働者が参加し、整然と集団申告しました。

商工進運を読んで
法人決算・帳面講座
月24日(水) 午後6時
浅草商工会館5F
パソコン・現金出納簿の基礎から
あなたも民商に
3・13台東区民集会のデモ行進
08年お花見会
 
 
お花見会
4月4日
午後2時〜

墨田公園
浅草民商共済会