08年 12月 02号     last update 09.11.26
   
年末調整計算説明会
帳面講座
 12.月12日
浅草民商、金融、経営対策に全力
浅草民商は、年末ひとりの犠牲者もださないよう会内外の中小業者の金融、経営対策での援助に全力を上げています。


11月は4名の民商会員と7部の商工新聞読者が増え、浅草民商への地域の業者の期待も高まり、12月も新入会者を次々に迎えています。

★民商の「よろず相談会」のビラをみた清川1丁目の靴加工業者が、事務所を訪れ、深刻な経営危機の打開の方策を相談する中で、「親身になって知恵を出し合う」民商の姿勢に共感されて入会しました。

★11月27日の定例の法律相談にも通常の倍もの相談者が訪れました。
知人から「浅草民商で(金融の)要求が実現したことを聞いた靴材料の業者の方も相談に訪れ、「いまの自民公明の政策では、業者は、大変だ。商売にならない。商工新聞は役立ちそう」と購読することになりました。

★12月02日第1支部の役員の紹介で事務所に訪れた貸間業の女性は、「税理士が死亡した。母親が要介護5で、税務署にも足を運ぶのも大変」とのことで、自主申告・計算の方法等で相談とのことで民商に入会。

★新規開業で運転資金融資の要求で、松が谷の方が民商に入会。

靴の共同作業所を読売新聞が紹介

全国商工新聞につづき、11月29日(土)の読売新聞夕刊(東京23区版)でも、『靴の共同作業所』が大きく取上げられています。

佐藤浅草民商副会長(靴ものづくり懇談会代表)と共同作業所の中島さん、吉見さんが、取材に応えています。

「ものづくり」離れがいわれるが、こと靴作りに関しては若者の心を引きつけているようだ。

 製靴業を重要な地場産業としてきた東京・浅草。近年はシャッターを下ろしたままの製作所が目立つ。しかし、浅草商工会館内の「靴・はきもの共同作業場」には活気が満ちていた。 (同記事から)

  
原宿で個展開催 共同作業所の若者

浅草商工会館3Fの『靴の共同作業所』のSさん、Oさんらは、靴メーカーに勤めながら、仕事帰りや休日を利用して自分の感性を活かした靴づくりをしています。

かれらは、3人で「JOLI」というブランドを立ち上げ、11月29・30日、原宿の「デザインフェスタ・ギャラリーで個展を開催しました。個展は、多くの若者などの訪問者でにぎわい、Oさんたちは自分たちの靴作りの方向性に確信を深めました。

不況だからこそ 頼りになる民商
麻生自公内閣は、「まずは、景気回復だ」といいながら、3年後の消費税増税以外は、補正予算の年内提出を見送るなど景気対策に無策のままです。

中小企業は年を越せるかさえ待ったなしの状況です。浅草民商は、仲間の知恵を出し合って運動の力で業者の要求実現に全力をあげています。

11.29 読売新聞の夕刊東京版より
個展を開く民商の若者