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空前の好景気ってどこの国のこと?
経験を活かせる仕事を… |
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最近の業界の傾向である、単価切り詰めと数をこなすことのみを追求する傾向がいきづまる日は、遠くはないはずです。
鳥居塚さんたちが、布や皮の「繊維の目」を活かした型くずれしにくい裁断など、たしかな経験と技術が活かせる仕事ができるー地域のモノ作りの灯を守り続けられるようASB NETでも商工交流会運動をはじめ地域ぐるみの「モノ作りのネットワーク作り」などの取り組みを強化しようと話し合っています。
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鳥居塚益太郎さんは、当地で加工所(裁断業)として独立して27年になります。ハンドバッグの裏地や皮革部品の裁断が主な仕事です。
「大きなメーカーの仕事を中心に受けていましたが、5年くらい前から、それらのメーカーが、生産拠点を中国や東南アジアに移していったため、仕事は、当時の10%前後までに激減し、単価も切り下げられました」
「単純に収入だけを考えたら廃業したほうがいいくらいなんですが、働いていたほうが、規則正しい生活になり健康的だから止めないでいるんですよ」と苦笑いしながら語る鳥居塚さんですが、1つひとつの作業は、長い経験からか早くて正確です。
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