9月25日 第2回台東商工交流会 300名余の参加で盛況
     
伝統の技と新しい技術の交流から、ものづくりからの地域活性化へ
「第2回商工交流会」大成功
 9月25日(日)、浅草民商と台東民商の主催の第2回商工交流会が台東デザイナーズビレッジでを開催されました。区の後援をうけて、広報や区のホームページでも紹介され反響を呼びました。
 当日は悪天候ではありましたが、のべ300人を超える参加者がおとづれ、すばらしい技の数々に驚いたり、おいしい物産やおみやげに喜んだりと楽しい一日をすごしました。
 10時から120人を越す参加者があつまり、来賓の区経営支援課長やビレッジの村長、業界団体から東京製靴組合理事長などから地域経済活性化のため、商工交流会への期待がこもごも話されました。東商連からは西村会長からの期待を込めた挨拶もうけました。
 八幡一秀講演では、出展者の作品を取り上げ、「ものづくり」の新しい可能性「ものづくり」から消費者に営業をかけること、キーワードは、「環境と福祉」であること、台東区の商工交流会が新しい「ものづくりからまちづくり」への大きな一歩を踏み出していく可能性を秘めていることを強調しました。
中央大学八幡一秀教授の記念講演には80名以上が聞き入る
伝統ある技と新しい技術を展示ー交流
 近年の構造的不況の進行は中小業者の生活基盤そのものまでおびやかし台東区のものづくりを危機的状況にまで追い込まれてきています。
 しかし、台東区には革産業や貴金属・アクセサリーからおもちゃ、工芸や染色まで多種多様な職人の技が継承され町の文化を育んでいます。工作室や会議室、プレゼンテーションルームなど5つの教室に30社の展示がならび、「台東区優秀技能者賞」の4社も参加しました。「銀器職人がつくる江戸文字ストラップ」や「竹工芸」の技、「バッグの縫製」など多くのブースには人だかりもできました。
 これらの伝統の技と新しい技術の展示、に参加者全員が改めて驚くだけでなく、その場で多くの商談が成立したり、より詳しく話を聞きたいなどの声も多く聞かれました。
東京でただ1軒の
オリジナル鯉のぼりー川尻さん
アンチュモニー(鋳造業)
田中さん
もの作りを通して下町の活性化へさらに歩みを
 隣接の小島公園では、台風の影響で心配された雨もふらず10社の物産バザーがおこなわれ、元気な呼び込みに近所の住民も買い物をたのしみ、笑い声が絶えませんでした。
 浅草民商と台東民商の100以上の業者でつくられた「商工交流会実行委員会は、さらに交流の輪を広げ、ものづくりを通してのまちづくり、地域活性化をめざして歩みを続けることを確認し、「商工交流会」のホームページを充実させること、この「第2回商工交流会の報告パンフ」(仮称)や、記録ビデオの制作していこうと話し合っています。
台東商工交流会のホームページ
台東氷業の「純氷」の展示
バザー・模擬店も大盛況
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