さくら道場 一周年
         
記念道場に40名参加
  さくら道場のT相談役、浅草民商事務局長から一年間の多くの成果と経験が、生々しく語られました。
 さらに江戸川民商「小松菜道場」、台東民商山室副会長から「さくら道場」に負けない道場作りへの決意がのべられるなど、多重債務解決への経験の交流がなごやかにおこなわれました。
 浅草民商の黒岩副会長のあいさつにつづいて、先輩格の「豊島ひまわり道場」の桜井民商相談役の講演が行われました。参加者全員が、一年間の活動から改めて多重債務解決と高金利社会をなくしていく展望に確信を深めました。
さくら道場一周年道場の写真
桜井民商相談役
(豊島民商「ひまわり道場」の講演
 「ひまわり道場」「さくら道場」が中心になり、全都の道場が結束を固めて暴力金融と闘ってきた経験をふり返ると、多重債務者でも、誰でもがもっている「人間らしく生きたい」という意志を大事に運動にしていくことが大切であり、必ず道は開けるはずです。多重債務者自身が自分の生活再建のために学びあい、行動することを支えていくことが大切です。
 しかし、一部の相談役・民商事務局員が請け負ってしまえば、逆に運動を疎外することもあります。全国の民商が団結して、中小企業つぶしの「小泉流不良債権処理」にストップをかけ、低利での融資を拡大させること、国民業者本位の不況打開のための政策に転換させることが大切です。そのためにも政治を変えて行く必要があります。
多重債務を解決する 
「浅草さくら道場」


 サラ金被害など多重債務から抜け出した仲間たちを中心にしたシンポジューム形式で行います。ぜひご参加下さい。
 
T相談役(さくら道場)
 ヤミ金、街金と連日交渉してくたくたの毎日です。粘り強く債務者とともに交渉して本当に多くの多重債務問題に取り組み、「丸井のクレジットカード」に過払いを認めさせたり、ほとんどの相談を「解決」してきました。
 昨日も、『10日で3〜5割の超高金利のヤミ金融業者64社に引っかかった人の相談で徹夜しました。こんな日々の連続で体はくたくたですが、みなさんとともに頑張って一周年を迎えられました。今後もみなさんと協力していっそう頑張っていきます。
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