4月号に続いて商工会館3・4Fの「靴ものづくり共同作業所」の特集です。
この「共同作業所」の出身(「卒業生」)の中には、型紙(パターンプランナー)として高い技術をもち、何度もイタリアでも仕事をしている人もいます。
5月18日(金)には、「共同作業所」の「卒業生」も含めた交流、情報交換のために『懇親会』が開かれます。
「共同作業所」には、専門学校などを通じて、入居希望者からの問い合わせがあります。この「共同作業所」は、新たな地場産業の担い手たちを支援する『共同作業所』の先駆けとなったからです。
台東区の肝いりで橋場に作られた、『浅草ものづくり工房』も、設備や使用料(家賃)をこの「共同作業所」を参考にしています。
※『浅草ものづくり工房』…今年も4月26日〜30日に墨田公園リバーサイドギャラリーで開かれた「モノステージ5」の開催の中心になています。
また、今年にはいってから、商工会館の近所には、自らの工場を新しい靴作りをめざす若者などに『共同工房』として提供(貸し出す)を始めた、製靴メーカーも出現しました。
「地場産業の復興は地域経済の再生に不可欠です。次代を担う世代への引き続きの支援とデフレ不況打開への運動を民商としても強めていかなくては」と語るのは、佐藤正男副会長です。(MONOステージ5の会場で)
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