2012年 03月 01号     last update 12.03.24
   
 
3・13重税反対台東区民集会参加者の声から

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消費税増税されたら、商売が続けられない

消費税は、赤字でも、待ってくれません。消費者からの預かり分だといいますが、実際は、中小零細商店では、転嫁できないのが、実情です。

 

「デフレ不況が続く中、お得意さんも廃業・倒産も相次いでいます。また、そんな中、競争も激しく、現状でも、消費税分をいただけないケースもこれまで以上に出ているんです。この上増税されたら、商売を続けること自体が困難になってしまうのです」

(黒岩 誠治さん・製氷業)

 

集会に参加して

 

        坂入 年日出  (歯科材料卸)

久しぶりに集会に参加しました。寒い中仲間達が声を上げているのを実際に見て、やっぱり増税を許してはいけないと改めて感じました。

初めてデモ行進のときの、「アナウンサー役」を引き受けました。これまでは、何かしてくれないか?」と頼まれると「いや、柄じゃない」とひたすらお断りしてきましたが、集会後に皆さんから、「よかったですよ」と励まされて、誰かの役に立つというのは、気持ちがいいもんだと実感しました。これからもみなさんとともに、できるだけ運動にも参加して行きたいと思いました。みなさん、増税をやめさせるために、頑張りましょう。

 

 
戦後の浅草の歴史とともに働いて
    
上村 猛さん 食堂(芳野屋)

 花やしきの隣の食堂、芳野屋の上村さんはいいます。「戦後浅草に食堂が2軒しかなかったときからここで営業してるんだよ。(店は親の代から)店から富士山が見えたもんだ。米、麦も統制で扱えないから、売るものは芋しかなくてね」と。

 いつもお客さんに喜ばれるものを提供するための努力―アイデアと工夫―に心を傾けてきました。例えば、芳野屋の≪秘伝≫の自家製かき氷のシロップは、味がすっきりとおいしいだけでなく、食べた後、舌に(氷イチゴの赤などの)色が残りにくいので、お客さんに好評なのです。、他のかき氷業者からも「ぜひ、ウチの分も作ってもらえないか」と頼みにきます。

「でも、古いなじみのお客さんは年を経るごとに少なくなってきてね」と最近の「斜陽の浅草」には、少しだけ寂しそうでした。 今日も奥さんととともに元気に伝統の味を守っています。

 

 

 
 
 
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集会後デモ行進する参加者
300人が参加した統一行動
 
 
 

 

 
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芳野屋ー花やしきのとなり

 

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元気に語る上村さん