2010年 09月 02号     last update 10.9.16
   
 
 
履物産業の中小業者・労働者の要求実現を!
  履物対東京都要求交渉 9月14日
9月14日、地元浅草の産業プラザで、『対都要求共闘会議(東京靴工組合など履物関連の労働組合や浅草民商などで構成)』が、東京都との交渉を持ちました。

都側から産業労働局。総務局など約30名、同会議に参加する各団体からは約50名が参加しました。(浅草民商からは、佐藤副会長、関常任理事らが参加)
長引く不況の上にデフレ不況がかさなり、中国などへ生産拠点を移す動きも広がるなど、地場産業である履物産業は深刻で危機的な状況といえます。

同会議に参加する各団体は、履物産業の振興、中小業者・履物労働者の生活と権利の向上のため切実な要求の実現、同和懇答申の即時実施をめざし、東京都へ来年度予算への要求書を提出していますが、その要求書への東京都側の回答を求めて開かれました。

同会議は、10月21日に再度対東京都の大型交渉を予定しています。さらに各団体毎に運動を広げ、業者・労働者の実態に基づくの東京都の有効な施策の実施を求めていくことを確認しています。
デフレ不況に負けないネットワークをより大きく豊かに
秋の運動のスタート
9月9日、浅草民商常任理事会が10名の役員の参加で開かれました。

デフレ不況、高齢化、貧困の拡大などで深刻な地域の業者の実態ー製靴・モノづくり、商業・サービス・料飲…など各業種、業者毎に語られ営業と暮らしを守る運動は『まったなし』で展開される必要があることが確認されました。
秋の運動の重点
1 全商連「業者緊急要求署名」、各界連「消費税増税反対署名」、共済会「保険業法署名」の3つの署名で、会員・業者と対話を広げ、その中で一人ひとりの中小業者の声と要求を具体的につかみ、民商の経験とネットワークの知恵で、その要求を実際に実現していくこと

2 個別の業者や業種毎の要求実現の活動にとともに、その保証となる地域の業者のネットワークである浅草民商をより豊かに大きくするため『会員・商工新聞読者の紹介運動』を広げていくこと

3 デフレ不況に負けないネットワークとしての浅草民商の活動と姿を地域の全業者に知らせていくことを重視すること
宣伝カー、ハンドマイク宣伝、リーフレットの全戸配布、HPの活用をはじめ、「民商で要求が実現した」「民商の仲間がいてよかった」と「民商を語る」活動に取り組むこと
好評です 便利なエクセルテンプレート
現金出納帳(ベータ版)がバージョンアップ
浅草民商が、会員さんとともに開発中のエクセルテンプレート「現金出納帳(ベータ版)」がバージョンアップしました。毎日の現金出納帳を入力していくと、「売上げ・仕入れ、一般経費』が自動計算されます。
こちらからダウンロードできます。使用はフリーですが、ベータ版のため自己責任でお使い下さい。
画像:9月14日履物 対都要求交渉
9月14日 履物対都要求交渉
画像:要求実現のネットワーク=浅草民商
台東区の予算・産業ビジョンへ
業者の要求を反映させよう

画像:共産党区議団との懇談
 共産党区議団と懇談 9月13日
地場産業である「靴づくりの若者たちを育成するための助成施策」、その販路拡大のための助成、商店街の空き店舗(活用)施策」、台東区による直接融資…など「行政はその気になれば打つべき手はいくらでもある」はずです。

行政の姿勢を中小業者の営業と暮らしを守る方向に変えていくために、具体的な要望等を話し合うために日本共産党区議団(茂手区議団長ら4名)と台東・浅草の両民商役員は9月13日、浅草商工会館で懇談しました。

10月区議会で、予算・産業ビジョンに反映させるべくそれぞれの立場で取り組んでいこうと話し合われました。