2010年7月 02号     last update 10.7.15
   
 
 
所得税より重い住民税・国保料
住民税・国保料の通知と納付書が、届きはじめました。3年前の「税源委譲」により所得の低い庶民にとっては、「住民税・国保料が(これまでと比べても)驚くほど高い」状態になり、払いたくても払えない状況が広がっています。浅草民商にもそんな中小業者からの相談が増えています。

また、消費税の「中間納付の納付書が送られてきたが、あまりに高いのでビックリ」など消費税の納税についての相談も多くなっています。「このデフレ不況で消費税を価格に転嫁しにくくなった」事業者・消費税を価格に転嫁できずに「納税の義務だけを負わされた」事業者もでています。

 払いたくても払えない制度自体が問題です。しかし、「払えないから」と放置せず、分納や納税猶予を申請するようにしましょう。一人で悩まずに民商に相談しましょう。

6月26日にひきつづいて、7月4日、7月10日にも、商店街、や街頭で、「この不況下に、消費税税率10%なんてとんでもない!」「大企業は消費税をおさめるどころか莫大な還付金を受けている。消費税増税は、大企業減税の財源づくりだ」と計40ヶ所で訴えました。

商店主や道行く人からは、「いま、消費税増税なんておかしい」「赤字だから、やむをえないのでは?と思っていたが、もう一度考えてみる』などと共感の声も聞かれていました。

   隅田川の花火を見る会 7月31日
今年も、浅草商工会館の屋上で、7月31日午後6時30分から、「隅田川の花火を見る会」が開催されます。
(浅草民商共済会と浅草民商婦人部の共催)

浅草商工会館は、第一・第2会場の両方の花火が楽しめる絶好の位置にあります。恒例の行事ですが、楽しみにされている方も多いので、毎年定員いっぱいの参加者になります。参加ご希望の方は、早めに、共済会、婦人部役員または、事務局までお申し込みをお待ちしています。

Aさんの住民税・国保料
計算例
09年度分所得税
10,000円
10年度住民税の試算
34,000円
10年度国保料の試算
114,820円
夫婦供60歳・年所得約120万程度
家族は奥さんを扶養 諸控除額100万円で試算
東京商工新聞第339号より
払えないときは分納・
 納税猶予制度の活用を
今月は、商工会会員2名、商工新聞3名の仲間が増えています。(7月15日現在)
7月4日の宣伝行動
昨年(09年)の花火を見る会