09年 10月 01号     last update 09.10.17
   
 
 
「わが商売を語る会」  9月16日
若い世代と商売・人生を交流

浅草商工会館には、30代の若い世代をはじめ10名が参加しての『語らいの夕べ』になりました。

靴工房班の若者は、「自らの出張先であるオーストラリアの会社との仕事上の交渉でのエピソード」(Yさん)や「ロンドンで靴づくりの勉強をしてきた話し」(Kさん)など、経験を語りました。

第一支部のYさんからは、長い靴業界での体験-専務として活躍してきたが、新社長と意見が合わなくなり、会社を辞めたこと、また、自分で会社を立ち上げ、順調に経営していたが、外的な要因で倒産の危機に直面した時の体験談が語られました。Yさんは、「この業界で発展していくには、市場性のあるデザインの靴をつくれるかどうかが大きなカギになる」とアドバイスをしていました。

第二支部のKさん(オーダー靴・皮革製品製造販売)からも、有名メーカーの幹部は、『現状では、日本の靴には、展望がない』と言っている。「地場産業=靴産業で若い世代が展望を切り開いていくためには、我々が根気よく力を結集していくことが大切だ」と話しました。

民商共済会第24回定期総会
「自前の共済」を守り発展させよう!

9月26日、浅草商工会館5Fで開催された定期総会では、保険業法の改悪を許さず、自前の共済を守る運動方針が採択され、石川理事長代行をはじめとする役員が選出されました。

業者の健康と生活を守る活動、当面の「大腸ガンの集団健診」や「台東けんこうまつり」などの取り組みや11月21・22日の研修旅行会についてが話合われされました。

秋の運動
署名・ビラ配布の活動への参加広がる

 よろず相談会のビラ配布(8000枚)を配付する活動への取り組みが始まっています。深刻な不況で悩む、地域の業者に運動の力で要求実現の道をさししめすもので、毎年好評ですが、今年は新聞折込ではなく、自分たちの「手配り」でやろうとがんばっています。

また、この秋の運動を契機に、「商工新聞の配付」などの活動参加者も増えています。
第四支部のTさんは、『商工新聞の配付なら、協力しましょう』とこの秋から参加しています。『毎朝、上野公園まで散歩に行くが、その帰りに配付している。私も活動に参加しているだなーと感じている」と話しています。

仲間づくりを進める浅草民商
民商共済会旅行会
 
10月25日台東けんこうまつり