2015年  5月  1号     last update  15/05/20
   

 

      5・3憲法集会に参加して

       戦争・原発・貧困・差別を許さない

                              石川富也

 

 戦後70年、与党自民党は来年の参院選後をにらんで憲法改正を目指す意向で、「改憲」が現実の課題として浮上しています。憲法改正に反対する市民や労働組合は横浜に集まりました。爽やかな国際港に隣接した横浜みなとみらい・臨港パークは周囲は樹木、緑の芝生の上に主催者発表で約3万人の男女がそこに腰をおろしました。
 その一画に組み立てられた仮設舞台の壇上から呼びかけ人の一人として今年80歳になったノーベル賞受賞作家大江健三郎氏(写真下)の話を聞きました。自衛隊と米軍の関係強化をうたった安倍首相の米議会演説について「日本がアメリカの戦争に対して非常に力強い仲間になろうとしている」と指摘。戦争への危機感を表明し、「私のような老人が人前に出て話をするのは最後。はっきりした意思を持ち現憲法を守る」よう訴えました。又、憲法学者の樋口陽一は「自衛隊の活動範囲を地球規模に広げようとする安保法制について、役割を超えた「国防軍」を世界に送り出そうとしていると批判しました。 集会には、民主・共産・社民・生活の4野党の党首も出席しました。お話はその他に雨宮処凛・落合恵子・香山リカ・澤地久恵の皆さん、和太鼓、カンカラ三線の演奏、歌等があって盛大でした。
 参加者の平和への願いを、そしてこれからの更なる運動を大きく鼓舞する集会となりました。

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  とありがたいです。

 

         

          

        

     

 

        会員読者を大きく増やして浅草民商総会(6/14)
       成功させよう!!     
「拡大月間」スタート

   安倍内閣は「戦争立法」を安全保障法制と称し、15日には国会に提出。19日には特別委員会を設置し、21日から審議入り予定。短時日で成立を図ろうとしています。「戦争立法」は憲法前文と9条を破壊し、戦後日本が守ってきた「戦争しない国」の在り方を根底から覆すもの。「平和でこそ商売繁盛の道」を教訓に平和運動を前進させてきた民商運動の力の限りを尽くし、多くの国民と協同し廃案に追い込むことが、今、緊急に求められています。
 こうした中で浅草民商の総会が行われます。中小業者の営業と暮らしを守り、平和を守る運動を発展させていく上でも商工新聞読者、会員を増勢にしていくことがどうしても必要です。総会成功めざす、「拡大月間」がスタートしました。民商の「仲間増やし」には、あなたの力がどうしても必要です。ご協力のほど宜しくお願いします。 
                                                                                                            拡大推進委員長 井出雅則